ワキガだと自覚する年齢は何歳くらいが多い?男女比は?

ワキガは本人が気づきにくい症状の一つです。
何らかのきっかけで不快なにおいに気付いた頃には、ワキガが悪化しているパターンも珍しくありません。

しかし、ある程度の年齢になったり、生活環境の変化によって気が付く方もいます。
自分は関係ないと考えている方も多いと思いますが、不快なにおいがしないか一度確認、対策してみるのもおすすめです。

ワキガは何歳頃からわかるものなの?

ワキガは何歳位から分かるのかと疑問を持っている方もおられます。
実はワキガの発症率は年齢によって異なると言われており、成人(20歳)した頃には発症する方がほぼ0とされています。
このため、ほとんどの方は20歳を迎える前にワキガかどうかが分かります。

一般的には子供の頃にワキガの有無が判別できるようになります。
年齢は個人差こそありますが、小学~中学生になる頃にはワキガの有無が分かるとされています。
早ければ7歳位でワキガになる場合もありますし、逆に13~4歳になってからワキガを発症することも珍しくありません。
いずれにしても、成人前にはワキガになる方が多く、成人後に発覚するケースがほとんどと考えられます。

ただし、大人になってから発症する可能性も無いとは言えません。
あくまで0に近いというだけで、生活環境などによってはワキガになる場合も考えられます。
なお、ワキガは遺伝するとも言われていますので、親がワキガの方は注意したほうがいいでしょう。

もし気になる場合、病院で検査を受けてみるのもおすすめです。
子供の頃は気付かなくても、大人になってから判明する方は沢山います。
ワキガになる方は10人に1人とも言われていますので、比較的多いことに注意が必要です。

↓セルフチェックをしてみるのもおすすめ

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生活習慣が変わって判明するケースも

ただ、年齢によってワキガかどうか分かるとは言っても、実際はほとんどの方が気付かないものです。
検査してから発覚するパターンも多いですが、生活習慣が変化して分かるケースも珍しくありません。

ワキガのにおいの強さは、実は生活環境の影響も受けます。
偏食やストレスなどが影響して、皮脂の分泌量が増えたり、ホルモンバランスが乱れて体臭が強くなります。
そして脇のにおいが強くなり、ワキガだったことが分かるパターンもあるんです。

特に多いのは生活環境が変わった時でしょう。
例えば一人暮らしを始めると、生活習慣が乱れてしまいがちです。
食事が偏ってしまうことも珍しくはないでしょう。

しかし、こうした食生活の変化などが影響し、体臭やワキのにおいが強くなることがあります。
その時にワキから不快なにおいが生じて、実はワキガだった、と判明するケースも十分考えられます。

また、新生活に馴染めずストレスが溜まったり、アルコールの摂取量が増えたりして判明することもあります。
いずれもワキガのにおいを強くする原因ですが、こうした生活習慣の変化には注意が必要です。

もし自分がワキガだった場合、においを抑えるために生活習慣の改善対策を行うことをおすすめします。
病院やクリニックで専門の治療も受けられますが、においの強さによるため、まずは生活改善に着手しましょう。

ワキガの男女比は?

ワキガは男女ともに悩ましい症状ですが、性別によって発症率は変わります。
一見すると性別は関係なさそうに思えますが、実はかなりの違いがあるんです。

一般的には男性よりも女性のほうがワキガになりやすいと言われています。
男性は3~4割程度であるのに対して、女性は6~7割と、女性のほうがかなり多い割合になっています。

どうして女性のほうがワキガの比率が高いのかと、疑問も浮かぶかと思います。
その理由は諸説ありますが、女性の方が皮下脂肪率が高く、アポクリン腺の数が多いことが理由と考えられています。
特にワキガがアポクリン腺数が影響していますので、汗腺の数が多い女性はワキガになりやすいと言えるでしょう。

ただし、男性も様々な理由でワキガになるため、比率が低いからと安堵はできません。
確かに女性のほうがなりやすいですが、男性も10人中3人程度はいるので気を付けましょう。

まとめ

ワキガのにおいは非常に強烈で、人によってはとても不快な思いをするのが特徴です。
しかし、成人後に発症する方は非常に少なく、ほとんどの方は親の遺伝などによって子供の頃に発症の有無が決まります。

その一方、気が付きにくいのもネックになっており、成人後に気が付く方も少なくはありません。
すでにおいが気になっている方は、生活習慣の見直しや対策を行うといいでしょう。
女性の割合は男性の2倍程度になっていますので、一度チェックしてみるのもおすすめです。